入間航空祭に行ったことがある人の中には、「あれを持って行けばよかった…」と後悔した経験がある方も多いのではないでしょうか?
11月という季節柄、日中は日差しが強くても朝晩は冷え込みます。
さらに混雑の中で一日過ごすため、持ち物の準備次第で快適さが大きく変わります。
この記事では、
- 「持っていけばよかった!」と思う必需品
- 禁止されている持ち物やその理由
についてお伝えします。
さらに、そして快適に過ごすための工夫までを詳しく紹介しますよ。
入間航空祭|持ち物必需品!

入間航空祭は毎年多くの航空ファンでにぎわう大イベントです。
ブルーインパルスの展示飛行や地上展示など見どころが満載で一日中楽しめる反面、「持ち物で失敗した…」という声も少なくありません。
ここでは、実際に行った人の体験談や季節・環境を踏まえて、「持って行けばよかった!」と感じる持ち物を詳しく紹介します。
天候対策グッズ
まず、意外と重要なのが気温に対応するためのアイテムです。
11月上旬に行われる入間航空祭は日中は晴れると日差しが強い一方で、朝晩は冷え込みます。
したがって
は必須アイテムです。

帽子は日焼け対策に加えて、長時間屋外に立つ際の熱中症予防にも役立ちますよ。
一方、上着は温度差に対応するためのマストアイテムです。
ジャンパーなどの軽めのアウターを“羽織る程度”に持っていくと、気温の変化にも柔軟に対応できます。
飲食物
次に外せないのが飲み物と軽食です。
航空祭では屋台や売店も出ますが混雑で長蛇の列になることも多く、好きな時間に購入できるとは限りません。
そのため温かい飲み物やおにぎり、簡単に食べられるスナックを持っていくと安心です。

特に寒い風が吹く時期なので、温かい飲み物を用意しておくと体が冷えにくく快適に過ごせます。
双眼鏡
また、あると便利なのが双眼鏡です。
ブルーインパルスの飛行演技をじっくり堪能したい方には欠かせません。
肉眼では見えにくいパイロットの動きやフォーメーションの細部まで楽しむことができます。

展示飛行だけでなく、地上展示でも細かい機体の装備などを観察できるので航空ファンには特におすすめです。
ウェットティッシュとゴミ袋
さらに、忘れがちですが実用的なのがウェットティッシュとゴミ袋です。
会場は非常に混雑し、手洗い場も順番待ちになることが多いため、ウェットティッシュがあると食事の際や手が汚れた時に重宝します。
ゴミ袋は自分の出したゴミをまとめて持ち帰るためだけでなく、
なんて用途にも使えます。

密閉できるジップロック式の袋があると、さらに便利ですよ。
雨具
「持っていけばよかった!」と後悔する声で多いのが雨具です。
その中でも特にレインコートは重宝しますよ。
人の多さから使用が難しい上に人の視界を遮ってしまうため、傘はなかなか使いにくいところがあります。
そんな時にあると便利なのが雨カッパです。

晴れ予報でも急なにわか雨があることを考えると、折りたたみ式の軽いカッパをカバンに入れておくと安心ですよ。
モバイルバッテリー
また、写真撮影を楽しみたい人にとってはモバイルバッテリーが命綱になります。
飛行展示やブルーインパルスの演技を動画で撮っていると、思った以上にスマホのバッテリーを消耗します。
特にSNSへの投稿や待ち合わせ連絡などもあるため、余裕を持って充電できる環境を準備しておきましょう。
クリアファイル
意外と思われますが、パンフレットや配布資料をまとめるためにクリアファイルを持っていくのもおすすめです。
入間基地では、ブルーインパルス関連のチラシや記念パンフレットなど配布されるものが多いんですよ。
そのため折れたり濡れたりしないように保管しておくと、帰ってからも思い出としてきれいに残せます。
サングラスと耳栓
さらに、意外と役立つのがサングラスと耳栓です。
日差しの眩しさは想像以上で、長時間空を見上げていると目が疲れてしまいます。
サングラスはUVカット仕様のものを選ぶと安心ですよ。
そしてブルーインパルスの爆音は迫力満点ですが、その音は人によって耳に響きすぎることもあります。
なくても問題はありませんが、サングラスや耳栓は持っておけばある程度快適に楽しむことができます。

入間航空祭は長時間の屋外イベントですので、持ち物を少し工夫するだけで当日の快適さが格段に変わりますよ。
折りたたみ椅子やレジャーシート持ち込み禁止?

公式発表によると、「材質・大きさ・形状に関わらずイスの持ち込みはできません」と記載されています。

つまり、コンパクトなスツールや小型のキャンプチェア、折りたたみベンチなどもすべて対象です。
またシートやゴザといった「地面に敷くタイプ」も同様に使用禁止となっており、敷物を広げての場所取りやピクニック形式の観覧はできません。
折りたたみ椅子やシートが使用禁止の理由とは?
航空祭で折りたたみ椅子やレジャーシートの使用が禁止されている最大の理由は、航空機の安全運航を守るためです。
椅子やシートの金属部品、プラスチック片、ネジなどの小さな破片が地面に落ちると、飛行機のエンジンがそれを吸い込み、重大な故障を引き起こす恐れがあります。
実際、こうした異物吸引(FOD)は修理費が数億円に及ぶこともあります。
そういった点からも、観覧者一人ひとりが
という意識を持つことが、安全で楽しい航空祭を支える重要なマナーです。

さらに、ひとところに人が溜まってしまうと危険ですよね。
そういった来場者への安全面も考慮されているんですよ。
脚立やテントの持ち込みも禁止
さらに、脚立やテントの持ち込みも禁止されています。
これに関して公式では
と明言されています。
小さな折り畳み脚立であっても例外ではありません。
カメラにも規制あり
撮影に関してはカメラや望遠レンズの持ち込み自体は可能ですが、「本体を含めて40cmを超える望遠レンズ」は禁止されています。
これは安全確保と周囲の視界を妨げないための措置です。
そのため、撮影を考えている方はお持ちの機材を確認しておきましょうね。
撮影機材も禁止
また、撮影機材に関連して「三脚」「一脚」「自撮り棒」も使用できません。
地面に固定する三脚や長い自撮り棒は人の通行を妨げたり、転倒など事故の原因になるためです。
そのため、カメラ撮影を考えている方は己の技術を信じるのみですよ。

カメラ撮影を楽しみたい方は、この点を覚えておくとよいでしょう。
持ち込み禁止物まとめ
入間航空祭では「安全・公平・快適な観覧環境」を守るために、持ち込み制限が非常に厳格に設定されています。

「持ち込み禁止物の範囲」はイスやシート、カメラや撮影機材だけに限りません。
公式の禁止リストによると、
も持ち込み禁止です。
また、
も持ち込めないため、飲み物はペットボトルなどで用意するのがベストです。
さらに、
- ドローンや無線機
- 風船
といった航空機の運航に支障をきたす可能性のある物も厳しく制限されています。
混雑の中で誰もが同じように展示飛行を楽しめるようにするため、個人のスペース確保よりも「共有スペースとしてのマナー」が求められています。
イスやシートの代用の工夫!

持ち込み禁止のルールを「不便」と感じる方もいるかもしれませんが、それは安全を第一に考えたうえでの運営判断です。
そういった点に対しては尊重して、こちらも守らねばですよね。

ただ、やはり疲れてしまうのは…と思われる方も多いのではないでしょうか。
これに関して、ちょっとした工夫で小休憩スペースを作ることができますよ。
折りたたみ椅子やシートが使えない代わりに、
なんて人もいます。

これなら地面を汚さず、破片が出る心配もありません。
また長時間立って観覧する可能性を想定して、
ことも大切です。
クッション性のあるスニーカーやインソールを活用すれば、疲労を軽減して足の負担を和らげてくれますよ。
さらに加えて、
ことも大切です。
人混みを避け、陰になる場所で軽くストレッチをするだけでも体が楽になりますよ。

自分だけでなく周囲の観覧者やスタッフ、そして航空機の運航にも配慮した行動を心がけることで、入間航空祭をより安心して楽しむことができます。
入間航空祭|持ち物必需品まとめ
入間航空祭で快適に過ごすためには、まずは天候などに対応できる対策をしっかり考えておきましょう。
お伝えしたグッズをすべて持って行くとかなりの荷物になってしまいますが、この中から自分に合った対策を考えることができれば、当日も過ごしやすくできますよ。
また、安全確保のために折りたたみ椅子やレジャーシートの持ち込み・使用が禁止されています。
ただ、椅子が使えない代わりに厚手のタオルや上着を座布団代わりにするなどの工夫をすることはできます。
さらに長時間の立ち見に備えて、クッション性のある靴やインソールを使う、こまめに休憩を取るなども効果的です。
規制を理解して安全とマナーを守ることで、誰もが快適に航空祭を楽しむことができますよ。
入間航空祭はかなりの人が集まる大きなイベント!
事前に予習して、できるだけ当日スムーズに過ごしましょう。


