毎年大人気の入間航空祭ですが、中でも注目を集めるのがブルーインパルスによる圧巻のアクロバット飛行です。
しかし、「どこからならよく見えるの?」「混雑を避けてゆっくり見たい!」と悩む方も多いのではないでしょうか。

実際、会場の入間基地は毎年大混雑して早朝から場所取りが必要なこともあります。
そんな中で、周辺や少し離れた場所でもブルーインパルスをしっかり見られる穴場スポットが存在します。
本記事では、
- ブルーインパルスが見える場所11選
- 遠くでも見える場所
についてお伝えします。
この記事を読めば、あなたも混雑を避けながら2025年の青空に舞うブルーインパルスをベストな場所で堪能できるようになりますよ。
入間航空祭2025ブルーインパルス見える場所11選!

定番の穴場スポットから地元の方しか行かないような見学場所まで、見える場所さまざまありますよ。
では、ご紹介していきますね。
稲荷山公園見晴台
穴場スポットとしては有名な「稲荷山公園見晴台」です。
名前が挙がりすぎていて少々混雑するかもしれませんが、狭山市にある展望台で空気が澄んでいると遠くまで見渡せますよ。
こちらは県営の狭山稲荷山公園でなく、その隣りの市営稲荷山公園に設置されています。
いらっしゃる際は、狭山市立中央児童館を目印にするといいでしょう。
【住所】〒350-1305 埼玉県狭山市入間川4丁目14−36
稲荷山公園芝生広場
基地にほど近くにあるのが、「稲荷山公園芝生広場」です。
こちらの芝生広場は基地会場と異なり、脚立や三脚の使用が自由であり、カメラマンや航空ファンにとっては理想的な撮影環境となっています。
広々とした芝生でレジャーシートを広げて観覧でき、トイレや遊具も整っているため、家族連れにもぴったりです。
〒350-1324 埼玉県狭山市稲荷山1丁目23−1
彩の森入間公園
次におすすめなのが、「彩の森入間公園」です。
入間基地から直線距離で約1kmと近く、広々とした芝生エリアからは青空を背景にスモークを描くブルーインパルスの軌跡がはっきり見えます。

こちらも穴場スポットとして、よくお名前が挙がっていますよ。
もともと米軍基地の跡地というだけあって、視界が開けており、寝転んで空を見上げながらゆったりと鑑賞できるのも魅力です。
トイレや自販機が多く、快適に過ごせる環境も整っています。
〒358-0001 埼玉県入間市向陽台2丁目1−21
河川敷中央公園
さらに、「河川敷中央公園」も穴場スポットとして有名です。
入間基地から約1kmの距離で、遮るものが少ないためブルーインパルスの演技が見やすい場所です。
広い空間があり、混雑が比較的少ないため、小さな子ども連れでも安心して観覧できるスポットといえるでしょう。
〒350-1335 埼玉県狭山市柏原 字宿田川原2910
狭山市駅西口市民広場
電車でアクセスしたい方には、「狭山市駅西口市民広場」もおすすめ。
駅からすぐの立地というのが、なんともありがたいポイントです。
スカイテラスからは視界を遮る建物がなく、駅前で気軽に見られる好ポイントです。
〒350-1305 埼玉県狭山市入間川1丁目4−3
入間川小学校跡地公園
「入間川小学校跡地公園」も同様に視界が良好ですよ。
かつて入間川小学校のあった場所に出来た公園ですが、遊具はほぼほぼないので子供が思いっきり遊べそうな公園になっています。
市民広場も近いので、徒歩で移動しながら異なる角度から飛行を見るのも楽しいでしょう。
〒350-1305 埼玉県狭山市入間川1丁目4−71
豊岡第一病院フェンス前
豊岡第一病院と基地の間のフェンス前からブルーインパルスを見ることができますよ。
豊岡第一病院は、入間基地のすぐ近くにある病院です。
駅から近いわけではないので車で行くしかないのですが、車を駐車することができません。
そのため走行中に同乗者が見学するには良いですが、運転手の方は見るのが難しいかもしれません。

こちらはチラッと見たい人向きですね。
〒358-0007 埼玉県入間市黒須1369ー3
入曽多目的広場前
もっと間近で飛行機を見たい方には、「入曽多目的広場前」が圧倒的におすすめ。
特に、入曽多目的広場前は入間基地からわずか約150mの距離にあり、めちゃくちゃ近くで楽しめますよ。
離着陸する機体を目の前で見られる臨場感抜群のスポットです。
〒350-1316 埼玉県狭山市大字南入曽840
智光山公園
地元の方が行かれる穴場として「智光山公園」もおすすめですよ。
こちらは少し高台にある公園で、入間市を見下ろすことができます。
そのため周囲に邪魔するものがなく、ゆっくりとブルーインパルスを見学することが可能ですよ。
さらに入間基地よりも少々遠い位置にあることから渋滞もさほどなく、ファミリーは公園で遊べるのもポイントではないでしょうか。
〒350-1335 埼玉県狭山市柏原561
入間川にこにこテラス
「入間川にこにこテラス」は、先にご紹介した河川敷中央公園の中にある場所です。
入間川の河川敷沿いに整備された公園で、敷地内にはカフェがあります。
カフェでひと休みしながらブルーインパルスを観賞するなんて贅沢も良いですね。
〒350-1335 埼玉県狭山市柏原2910−1
小手指島忠周辺
「小手指島忠周辺」など、地元民に知られる隠れた観覧ポイントですよ。
コチラの場所では会場ほど混雑せず、ブルーインパルスの青空演技をじっくり堪能できます。
人混みを避けたいと考えている方は穴場スポットではありますが、あくまで買い物をする場所だということを忘れずにおきましょう。

実は今は島忠がキレイになってしまっているので、場合によっては見えなくなってしまっているかも…その点はご注意ください。
どこから見える?

毎年、入間基地周辺だけでなく、かなり離れた地域からもその飛行を目撃できることが知られています。
その理由として、入間航空祭のブルーインパルスは単に入間基地の上空を飛ぶだけでなく、広範囲の空をキャンバスのように使って飛行するためです。
わざわざ会場まで行かなくても見られるなんて、混雑を避けたい人にはありがたいですよね。
所沢市エリア
まず注目したいのが、所沢市です。
入間基地に隣接するこの地域では、例年ブルーインパルスの姿を見ることができます。
特に
は、航空ファンの間で定番の観覧スポットです。
空が大きく開けており、樹木の間から飛行ルートを遮ることなく観覧可能です。
また、
などでも目撃情報が挙がっていましたよ。
買い物や食事を楽しみながら、ふと見上げればブルーインパルスの軌跡が見える――そんな贅沢な体験ができるのが所沢エリアの魅力です。
ふじみ野市エリア
続いて紹介したいのが、入間基地からはやや距離のあるふじみ野市です。
多少の見えにくさはあるかと思いますが、
での目撃情報がありました。
特にららぽーと富士見付近から「スモークが見えた」などという目撃情報が寄せられており、今年も同様の現象が期待できるでしょう。
買い物客が思わず空を見上げる――そんな風景が見られるのもこの時期ならではです。
川越市エリア
さらに、川越市内や青梅方面も見逃せません。
川越では市街地からでも空が広い場所であればブルーインパルスのスモークを視認できることが多く、特に高層マンションや河川敷からの観覧が人気です。

ちなみに川越駅上空では、編隊を組んで飛行する姿を見たというも目撃情報も…。
また「青梅の道」周辺でも、走行中の車内からブルーインパルスを見ることが出来たという声がありました。
練馬区エリア
東京都内では、練馬区からもブルーインパルスを確認したという声がありました。
入間基地から直線距離で約20km前後とやや離れていますが、天候が良ければ飛行高度によっては青空に舞うブルーインパルスを見ることができますよ。
住宅街の中で空が開けた場所――例えば光が丘公園周辺などでは、遠くにブルーインパルスの編隊が小さく見える可能性もあります。
高台エリア
また、「飯能市」や「日野の丘」といった高台からもブルーインパルスを見ることが出来る穴場です。
特に日野の丘では過去に「スモークの跡を確認できた」という報告があり、2025年も気象条件が良ければ飛行コースの一部を目視できる可能性が高いです。
飯能市は入間基地の西側に位置するため、ブルーインパルスが旋回する瞬間を狙うなら絶好のロケーションと言えます。
浦和方面
さらに南側では、「浦和方面」からも白いスモークが確認されたという報告があります。
入間基地から距離があるため飛行機自体は小さく見えますが、空気が澄んだ秋の空で見えることがあるようです。
とはいえ、これらのスポットはあくまで「見えたらラッキー!」くらいの気持ちで行かれた方がいいですよ。
ブルーインパルスの飛行スケジュールは?

今年の公式スケジュールによると、ブルーインパルスの展示飛行は10:30〜12:00の時間帯で予定されています。
具体的な進行は以下の通りです。
このスケジュールからもわかるように、ブルーインパルスの演目は午前中のメインイベントとして設定されています。
約40分間にわたって息の合った編隊飛行やスモークアートが披露され、見どころ満載の内容となるでしょう。

さらにブルーインパルスが登場する10:30前後のタイミングでは、基地全体が一気に盛り上がります。
ブルーインパルスの登場前後には、他部隊による多彩な展示飛行が予定されています。
9:00からオープニングフライトが始まり、
など、航空自衛隊の幅広い任務を間近で感じられるラインナップです。

観覧エリアでは多くの人が空を見上げ、ブルーインパルスが滑走路を進む「ウォークダウン」から歓声が上がります。
各パイロットが機体に乗り込み、整然とした動作で離陸していく姿は何度見ても鳥肌が立つ瞬間ですよ。
そして11:00の離陸後は一気に演技のハイライトへ!
- ダイヤモンド編隊
- チェンジオーバーターン
- スタークロス
などの演目が繰り広げられ、約40分間の“空のショー”が続きます。

2025年も天候が良ければ、スモークで描かれるハートマークやスターが青空に浮かび上がることでしょう。
ブルーインパルスの飛行スケジュールは、天候や風向きによって前後することもありますので、当日は公式発表や場内アナウンスをこまめに確認することが重要ですよ。
また前日に実施される「予行練習」では、本番とほぼ同じタイムスケジュールで飛行が行われることが多く、混雑を避けたい人には前日観覧もおすすめです。
航空祭自体は13:00に終了予定ですが、C-2輸送機やF-15、F-2戦闘機、海上自衛隊のSH-60K哨戒ヘリなど各部隊の主力機を間近で見られる貴重な機会です。
2025年もブルーインパルスの飛行は、入間航空祭のクライマックスとして多くの人々の心を魅了することでしょう。
その完璧な一瞬を見逃さないよう、当日は10時前には観覧エリアに到着しておくのがおすすめですよ。
ブルーインパルスの飛行の見どころは?

入間航空祭といえば、やはり主役はブルーインパルスですが、青空をキャンバスに描く6機のT-4が織りなす軌跡は何度見ても胸が高鳴ります。
これらの観覧については、午前10時前後からスタンバイしておくと良いでしょう。。

今年2025年も、見逃せないポイントが目白押しです。
まず注目すべきは、飛行前後のセレモニーである
午前10時30分頃に整列したパイロットたちが息をそろえて機体へと歩いていく姿は、緊張感と誇りに満ちたひとときです。

機体に乗り込み、整備員とアイコンタクトを交わす様子はまるで映画のワンシーン!
ファンの間ではこの瞬間を見られるかどうかで、当日の満足度が変わるとも言われています。
そして11時ちょうどに6機が一斉に離陸する瞬間が最大の見どころで、轟音とともにスモークが白く弧を描き、空を切り裂くように上昇していく姿は圧巻ですよ。
40分間の飛行演技では「スタークロス」「さくら」「ビッグハート」など、華やかな技が披露されます。

6機が一点から放射状に広がり、まるで空に大輪の花が咲くような美しさは観客の歓声とカメラのシャッター音が一斉に響く名場面です。
そしてこの飛行が終わると、最後にもう一つの感動シーンを12時頃の「ウォークバック」で見ることができますよ。
任務を終えたパイロットたちが穏やかな笑顔で観客に手を振りながら帰還する姿は、“人間らしい温かさ”を感じさせる時間です。
入間航空祭2025では、ぜひブルーインパルスの「飛ぶ前」「飛んでいる最中」「帰ってくる後」──そのすべてを体験してみてくださいね。
入間航空祭2025ブルーインパルス見える場所11選まとめ
入間航空祭2025ではブルーインパルスの迫力ある飛行を入間基地内だけでなく、周辺や遠方の地域からも鑑賞可能です。
近場では「稲荷山公園」や「彩の森入間公園」などが定番で、芝生でゆったり観覧できる人気スポット。
少し離れた「狭山市駅西口市民広場」や「入曽多目的広場前」では、混雑を避けつつ間近で飛行を楽しめます。
さらに所航空記念公園や川越、練馬、ふじみ野などの地域からもスモークや編隊を確認できることがあります。
今年の秋は、お気に入りの場所で空を見上げながら、ブルーインパルスが描く美しい青空の軌跡を堪能してみてください。
入間航空祭はかなりの人手が予想されます。
「何を見たいか」「どうやって見たいか」を事前に復習しておくと良いですよ。


