神奈川県の鶴岡八幡宮には、毎年お正月には凄まじい数の参拝客が訪れます。
武家文化の息吹が残る鎌倉の中心『鶴岡八幡宮』は源頼朝ゆかりのこの場所であり、関東屈指のパワースポットとして知られています。
「2026年の初詣はどれくらい混むの？」「いつ行けばスムーズにお参りできる？」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
コチラの記事では、
- 鶴岡八幡宮初詣2026の混雑状況
- 参拝人数
についてお伝えします。
実際の口コミやSNSでのリアルな声を基に、2026年の混雑予想と攻略法をまとめました。
鶴岡八幡宮初詣2026の正月混み具合は？
特に、三が日（1月1日〜3日）は境内への入場規制がかかることが確実視されています。
これまでの動きを見ると、鶴岡八幡宮の初詣では
が行われていました。
Googleマップの口コミやXの声によれば、ピーク時には本殿に辿り着くまでに「1時間以上」かかるケースも珍しくありません。
もちろん、参拝のついでに屋台などを楽しむとさらに時間はかかってきます。
鎌倉駅を降りた瞬間から混雑は始まっており、小町通りは人で埋め尽くされます。
参道である「段葛（だんかずら）」は、遠近法を用いて実際の距離よりも長く見えるように造られているため、行列に並んでいると心理的にも「まだ着かないのか」と感じやすい構造になっています。
2026年も元旦の日中やお昼前後は、寒空の下での長時間待機を覚悟する必要があります。
トイレや防寒対策は必須です。
鶴岡八幡宮初詣の参拝人数！
毎年多くの参拝客が訪れ、テレビ中継などされている明治神宮で300万人といわれています。
それを考えると、鶴岡八幡宮のお正月に参拝する人数がどれほどの多さなのかよくわかりますね。
時間帯ごとの詳細な混雑状況を、口コミなどを基にシミュレーションします。
大晦日(深夜)
大晦日の深夜は年越しの瞬間を境内で迎えようとする人々でごった返します。
特に23時を過ぎると除夜の鐘とともに新年の幕開けを祝う参拝客で、本殿へ続く大石段の下まで人が溢れかえります。
口コミによると、年越しのタイミングでは「3時間以上」の待ち時間が発生することも…。
ただし、終電が終わった後の
となるようです。
一時的に人の波が引く「エアポケット」のような時間が生まれることもあります。
元旦
一年で最も混雑する日です。
「ロープ規制でなかなか進まない」という声もが多く見られました。
この時間帯は多くの人が集まってくるので、鎌倉駅から境内まで人の波が途切れません。
おみくじやお守り授与所も大行列となります。
年によっては「元日の17時過ぎで待ち時間10〜20分程度だった」というラッキーな報告もありました。
必ずしも待ち時間が短いというわけではありませんが、混雑がどうしてもイヤだという人は、あえて夕方の時間帯を狙ってもいいのではないでしょうか。
1月2日〜4日
「元旦を避ければ大丈夫」と考える人が多いため、実は2日や3日も油断できません。
JR鎌倉駅では臨時改札が開放されるほどの賑わいです。
ただ、「元旦よりはマシ」「思ったよりスムーズ」という声も聞かれました。
三が日中は、午前中の早い時間であっても混雑回避は難しいと考えておいた方が無難ですよ。
人によっては仕事始めと重なったり、仕事始めの前日だったりと年始のことを考え始める人も多くなります。
そのため大晦日から三が日までに比べれば…というところですが、それでも待ち時間は覚悟しておいた方がいいでしょう。
1月7日以降
松の内が明ける1月7日以降になると、ようやく普段の落ち着きを取り戻し始めます。
Googleマップの口コミでも
との意見がありました。
ゆっくりと源氏池や平家池、御神木などを散策しながら参拝したい方は、この時期までずらすのが賢明です。
混雑のリアルタイム！
特にXを見てみると、現地にいる参拝客がリアルタイムで状況を投稿しています。
検索キーワードのおすすめは以下の通りです。
ポストでは「今なら並ばず行ける」「規制で動かない」といった投稿が写真付きで多数アップされ、これから向かう人々の貴重な情報源となっていました。
出発前や移動中に必ずチェックしましょう。
穴場の時間帯は？
大混雑必至の鶴岡八幡宮ですが、わずかな「穴場タイム」が存在します。
2025年の成功体験談から導き出したおすすめの時間帯は以下の3つです。
この時間帯に動けば、混雑に巻き込まれることなくスムーズに参拝が出来るでしょう。
早朝
「夜明け前に自転車で行ったら静かだった」という報告があるように、公共交通機関が動き出す前の早朝は狙い目です。
時間帯としては、日の出前〜7:00頃がベストですよ。
朝の清々しい空気の中で行う参拝は格別です。
ただし、8時を過ぎると一気に規制レベルになるので注意が必要です。
夕方以降
早朝ほどの空き具合ではないにしても、日中に比べれば穴場時間と言えますよ。
多くの参拝客は日中に訪れ、夕食前に帰路につきます。
実際に「元日17時過ぎで10分待ち」という口コミがあったように、日が落ちてからは待ち時間が大幅に短縮される傾向にあります。
時間帯としては、17:00〜閉門までを意識しておきましょう。
元旦の深夜帯
終電後の深夜近隣住民や車でのアクセスが可能な方に限られますが、深夜2時〜4時頃は「貸し切り状態」に近い静けさになることがあります。
元旦0時〜2時くらいまでは人がいますが、それ以降は人もグッと少なくなります。
大晦日から初詣に来ていた人も、さすがにずっとそこに留まっているわけではありません。
Xでも「混雑が怖くて終電後を選んだ」という戦略的な投稿が見られました。
丑三つ時というのがちょっと怖いですが、神社側が24時間参拝OKにしているなら…というところですかね。
鶴岡八幡宮のライブカメラ映像！
これを使えば、現地に行く前にご自身の目で状況を確認できますよ。
残念ながら、肝心な石段の様子は見ることができません。
それでも、どれだけの人が本殿に向かって流れているのかを確認するには十分に活用することが出来ます。
「鶴岡八幡宮 ライブカメラ」で検索し、公式サイトからアクセスするとカンタンに閲覧可能です。
黒山の人だかりが見えたら、時間をずらす判断材料になりますよ。
鶴岡八幡宮周辺の混雑カレンダー！
鎌倉市や観光協会では、観光客の快適な移動のために混雑情報を発信しています。
こちらは、鎌倉周辺の混雑状況を確認することができる便利なサービスなんですよ。
ただし、残念ながらこれを使っても鶴岡八幡宮の中の状況がわかる訳ではありません。
あくまで、周辺の「小町通り」や「若宮大路（段葛）」の混雑状況から、八幡宮の混雑を予測するのに使っていただく形になります。
小町通りが大混雑して進まない場合は、
という口コミもありました。
状況に合わせてルートを選びましょう。
鎌倉観光混雑マップでは、事前に混雑予測を確認することもできますよ。
鶴岡八幡宮のトイレの場所は？
長時間の移動や寒空の下での参拝待ちにおいて、絶対に把握しておきたいのが「トイレの場所」です。
特に女性やお子様連れの場合、トイレ探しに奔走することは避けたいですよね。
ここでは、境内で利用できる主なトイレは以下の通りです。
これらの無料トイレは参拝ルート上にあり、非常に混雑します。
鶴岡八幡宮ではたくさんの参拝客が訪れますので、これだけあってもトイレが足りないのが現状なんですよ。
そこで覚えておきたいのが、「有料トイレ（1回100円）」の存在です。
有料である分、比較的管理が行き届いており、緊急時には選択肢の一つとして持っておくと安心です。
ちなみに利用時間が決まっていて、
になっていますので、利用を考えている方は注意してくださいね。
XなどのSNSでは「トイレ待ちの列が長い」という報告も散見されます。
駅に到着した時点や、食事をしたお店などで、早め早めに済ませておくのが鉄則ですよ。
鶴岡八幡宮初詣2026混雑まとめ
2026年の鶴岡八幡宮初詣は、やはり例年通りの大混雑と入場規制が避けられそうにありません。
特に三が日の日中は、本殿に辿り着くまでに「数時間待ち」となる覚悟が必要です。
混雑を避けたい方は、今回ご紹介した
- 「早朝（7時前）」
- 「夕方（17時以降）」
といった穴場の時間帯を狙ってみてもいいでしょう。
さらに、攻略の最大の鍵は「リアルタイム情報の活用」です。
出発前には公式ホームページのライブカメラや、X（旧Twitter）の投稿で現地の最新状況を必ずチェックしましょう。
小町通りが動かない時は広い段葛へ迂回するなど、柔軟なルート選びも大切ですよ。
寒空の下での待機に備え、カイロや厚手の上着など防寒対策だけは万全にしてお出かけくださいね。
