2025年5月31日放送の『世にも奇妙な物語 35周年スペシャル』を見て、「あれ?タモリさんの声が何か違う…」と感じた方も多いのではないでしょうか。
長年ナビゲーターとして番組を支えてきたタモリさんの語りは、物語の不気味さや深みを際立たせる重要な要素。
しかし今回聞こえてきたその声は以前のようなハリや滑らかさに欠け、ややかすれた印象を受けた方も少なくありません。

では、なぜこのような変化が起きたのでしょうか?
この記事では、
- タモリさんの声の変化について
- タモリさんの声が出ない理由
についてわかりやすく解説していきます。
読み終えた頃には声の変化に対する納得と、タモリさんの今後への理解が深まるはずです。
タモリの声が変わった?
2025年5月31日(土)にフジテレビ系列で放送された『世にも奇妙な物語 35周年スペシャル』。
今回の放送は番組にとって節目の年ということで注目されましたが、それ以上に視聴者の関心を集めたのが「タモリさんの声の変化」でした。
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「えっ、声が違う」「しゃべり方が以前よりゆっくりで、かすれてる?」と、SNSや掲示板には驚きの声が次々と投稿されました。

確かに以前のようなハリのある低音とは異なり、やや掠れがちですよね。
また、時折聞き取りにくさを感じさせるシーンもありました。
声というのは、年齢とともに徐々に変化していきます。
これは
などが原因とされており、「俳優」「歌手」「ナレーター」といった【声を武器にする職業の人たち】でも避けられません。

そのためタモリさんほどの年齢ともなれば、声に多少の変化が生じるのは自然なことですよね。
ただ2022年の『世にも奇妙な物語』の時は、まだ違和感のないタモリさんの声な印象です。
✨30秒予告解禁✨
来週6/18(土)よる9時🌙からは「世にも奇妙な物語 ’22夏の特別編」‼️
お楽しみに😊 pic.twitter.com/CHtyYuqBR6— 「世にも奇妙な物語」公式アカウント✨😎 (@yonimo1990) June 11, 2022
特に最近はテレビ出演が以前ほど多くないため、その声を久しぶりに聞いたことで「変わった」という印象が強まった可能性があります。
タモリが『世にも奇妙な物語』で声が出ない理由3選!
「声が出ていない」「かすれている」といった印象を受けた理由には、いくつかの要因が考えられますよ。
ただし正式な医師の見解や本人の公言がないため、あくまで専門家の意見や一般的な医学知識に基づいた推測になります。
声帯の萎縮(加齢による変化)
医学的に「声帯萎縮症(Presbyphonia)」と呼ばれる状態が存在します。
これは声帯の筋肉が年齢とともに萎縮し、十分な振動が得られなくなることで声がかすれたり、発声に力が入らなくなる症状です。

タモさんは2025年に80歳になる年齢ですので、症状が現れていても不思議ではないですよね。
基本的には誰にでも生じる症状であり、コロナの自粛で話さなかったら声が出にくくなったなんて人もいたのではないでしょうか。
喉の乾燥や粘膜の炎症
収録時に空調が強くて喉が乾燥したり、花粉症やアレルギーなどで粘膜が炎症していた可能性もあります。
特にナレーションやセリフを収録するスタジオでは空調やマイクの影響で自分の声が普段と異なって聞こえることも。
とはいえ、このような環境についてはスタッフの方も気を遣っていたでしょう。

そうなると、この可能性としては低いのではないかと思われますね。
発声機会の減少
最近はタモリさんが長時間話すような番組への出演機会が減ったことも、発声筋の衰えにつながっている可能性があります。
声は“使わないと衰える”という側面もあるため、これが声の力感の低下に繋がっているのかもしれませんね。

タモリさんの声については、基本的には何か重大な病気というわけではなさそうですね。
タモリの声まとめ
- タモリさんの声に違和感を覚えた人も多かった
- 声の変化は加齢によるところが大きいのではないか
以上のことがわかりました。
今回の『世にも奇妙な物語』放送をきっかけに、改めて「タモリさんの声」の魅力について考える良い機会になりました。
変化を感じた方も多いかもしれませんが、それでも唯一無二の存在感が健在であることは間違いありません。
私たちが「変わった」と感じるのは、あくまで過去の“脳内再生される声”とのギャップがあるからです。
たとえば『笑っていいとも!』や『タモリ倶楽部』で聞き慣れた声と、今のトーンやテンポを比べるとたしかに違って感じるのも無理はありません。
とはいえ演技やテンションに頼らず、ただ淡々と不思議な物語を語る姿…それこそが“タモリ”という存在の唯一性であり、たとえ声に変化があったとしても、その“語り”に込められた世界観は全く揺らいでいません。
これからもタモさんの活躍を見ていきたいと切に願うばかりですね。