東京23区ゴミ袋有料化いつから?効果やメリット・デメリットは?

東京23区ゴミ袋有料化いつから?効果やメリット・デメリットは? 日常・生活・文化

東京23区ゴミ袋有料化いつから、効果やメリット・デメリットが知りたいですよね。

2024年9月に持ち上がった「ゴミの最終処理場があと50年で満杯かも…」という話に対して、東京23区ではゴミ袋を有料化しようという話が出ました。

今まで特に縛りもなく出していたゴミ袋に指定が入るなんて、少し不便に感じますよね。

もしやるとしたら一体いつからなのか非常に気になります。

この記事では、

  • 東京23区ゴミ袋有料化いつから
  • 東京23区ゴミ袋有料化の効果は?
  • 東京23区ゴミ袋有料化のメリット・デメリット

についてわかりやすくお伝えしています。詳しくは本文をご覧ください。

東京23区ゴミ袋有料化いつから?

東京都23区ゴミ袋有料化はいつからになるのかについては、

まだ決まっていない

時期については、明確に決まっているわけではありません。

ただこちらについては資源環境施策に関する都と区市町村の協同検討会で、

2025年1月の幹事会で家庭ゴミの有料化について検討が行われる予定

とされています。

つまり2025年以降、案が固まればいつでもスタートする姿勢なのではないかと考えられますよね。

東京23区ゴミ袋有料化の効果は?

東京23区ゴミ袋有料化の効果としては、

  • ゴミの減少
  • 自治体のごみ処理費用の軽減
  • 環境意識の向上
  • リサイクル率の向上

という効果が期待できますよ。

では1つずつ見ていきましょう。

ゴミの排出量削減

有料化によってゴミを出すたびにコストが発生するため、消費者は無駄なごみを減らす意識が高まりますよ。

例えば食品ロスを避けるために買いすぎを防いだり、リサイクル可能な資源をしっかり分別するようになる可能性があります。

自治体のゴミ処理費用の軽減

ゴミ袋の有料化により排出ゴミの量が減少すれば、自治体が負担するゴミ処理費用も軽減されますよね。

さらにゴミ袋の購入費用を通じて自治体の収入も増えるため、これを地域のゴミ処理施設の改善や環境保全活動に充てることができるのではないでしょうか。

環境意識の向上

有料化は家庭や個人にゴミの量を減らす責任感を促し、より環境に優しいライフスタイルの選択を後押ししますよ。

例えばリユース可能なアイテムの利用や、無駄な買い物を避ける習慣が根付くきっかけになるかもしれませんね。

リサイクル率の向上

ゴミ袋が無料の時にはリサイクルに対して無頓着な行動を取りがちですよね。

しかしながら有料化によって分別意識が高まれば、『プラスチック』『紙』『金属』などのリサイクル可能な資源がより適切に分別されてリサイクル率の向上につながることが期待されますよ。

東京23区ゴミ袋有料化のメリット・デメリットは?

東京23区ゴミ袋有料化のメリット・デメリットについては以下のことが考えられますよ。

メリット①ゴミの削減

こちらは前項でも述べていますが、まずゴミの削減がメリットの1つと言えます。

有料化されたゴミ袋に何とかたくさんのゴミを詰めようと袋が満杯になるまでゴミを出さないという人も増えるかと思います。

そうなると1週間のうちのゴミの排出量が単純に減り、排出量の削減に繋がるのではないかと考えられますよね。

メリット②リサイクル率の向上

同じく前項で述べていることですが、ゴミ袋を有料化することでゴミの分別が徹底されてリサイクル可能な資源がより効果的に回収されるようになると考えられますよ。

これによって自治体のリサイクル率を向上させ、資源の無駄遣いを減らす助けとなります。

またゴミ袋を有料化することでカンタンにモノを捨てなくなり、家の中でもリサイクル率は高まるのではないでしょうか。

メリット③ゴミ処理費用の軽減

ゴミの総量が減ることで、自治体のごみ処理コストが削減されます。

またゴミ袋の販売収入が『ゴミ処理システムの維持』に役立つことも期待されますね。

メリット④環境意識の向上

ゴミ袋の有料化は消費者に対して環境問題を身近に感じさせ、環境に優しいライフスタイルへの移行を促すのではないでしょうか。

これまで以上にゴミを減らす努力が広く浸透し、環境保護への関心が高まることが期待されますよ。

デメリット①経済的負担の増加

ゴミ袋の購入が必須となるため、特に低所得世帯やゴミを大量に出す家庭にとっては経済的な負担が増加しますよね。

これに対する補助制度がない場合、家計への影響が問題となることが考えられますよ。

デメリット②不法投棄の増加

ゴミ袋が有料になることで、一部の人々が費用を避けるためにゴミを不法に捨てるリスクがあります。

不法投棄は地域の美観を損ない、場合によっては環境汚染の原因にもなり得ます。

そのための対策で今度は別のところで対策費がかかる可能性が考えられますね。

デメリット③コスト負担の公平性

ゴミ袋の価格設定や有料化のシステムが不公平だと感じられる場合、一部の市民から反発を招く可能性があります。

特に地域ごとの格差や、家庭によるゴミ量の違いが不満の原因となることがあります。

こういった格差を生まないために、導入には慎重になってほしいですね。

デメリット④ごみ収集のルール複雑化

ゴミ袋有料化に伴い、ルールや手続きが複雑化することもあります。

袋の種類・大きさ・使い方が地域ごとに異なる場合、混乱やトラブルが生じやすくなりますよ。

せめて袋の大きさには種類を設けてもらいたいところですが…大きいサイズしかないのがセオリーですので、あまり期待できませんね。

デメリット⑤店舗や企業への影響

ゴミ袋有料化は、事業者にも影響を与える場合があります。

大量のゴミを出す飲食店や小売業ではコスト負担が増えるだけでなく、消費者に対するゴミ削減の取り組みをどうアピールするかという課題も出てきます。

またコスト面だけではなく、一般家庭がゴミをコンビニのゴミ箱に捨てていくなんて問題も発生するかと思います。

もしかしたら町の中からゴミ箱が消えてしまうかもしれませんね。

東京23区ゴミ袋有料化まとめ

  • 導入時期はまだ確定していない
  • ゴミを減らせるメリットがある一方で、家庭にかかる負担や街中の不法投棄が心配

以上のことをまとめとしてお伝えします。

東京23区のゴミ袋が有料化されていないことに驚かれた方も多いかと思いますが、導入するにはいくつか乗り越えなければならない課題が存在します。

特に東京のように色んな人が集まる街は考えも様々で、施行までには難しいところもあるかと思います。

そのため今回の導入検討に際してはしっかりと話し合って、できるだけ納得のいくカタチで始まってほしいですね。

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