東京23区ゴミ袋有料化いつからで、効果、メリット・デメリットについて知りたいですよね。
東京23区ではゴミ袋を有料化しようという動きが出てきました。
これまで自由に使えていたゴミ袋が指定制になるとは、かなり不便に思えるかもしれませんね。
もしやるとしたら一体いつからなのか非常に気になります。
この記事では、
- 東京23区ゴミ袋有料化いつから
- 東京23区ゴミ袋有料化の効果は?
- 東京23区ゴミ袋有料化のメリット・デメリット
についてわかりやすくお伝えしています。詳しくは本文をご覧ください。
東京23区ゴミ袋有料化いつから?
こちらは現在「案が出た」という状態なだけで、本当に開始されるのかどうかは今後決定します。
こちらについては資源環境施策に関する都と区市町村の協同検討会で、
とされています。
案が決まり次第すぐにスタートする姿勢なのではないかと考えられますよね。
東京23区ゴミ袋有料化の効果は?
東京23区ゴミ袋有料化の効果としては、
という効果が期待できますよ。
では1つずつ見ていきましょう。
ゴミの排出量削減
有料化によってゴミを出すたびにお金がかかり、私たちも無駄なゴミは減らそうとする意識が高まりますよね。
食品ロスで生まれるゴミを避けるために買いすぎを防いだり、リサイクル可能な資源をしっかり分別するようになるのではないでしょうか。
自治体のゴミ処理費用の軽減
ゴミ袋が有料になることで家庭から出るゴミの量が減少すれば、自治体が負担するゴミ処理費用も自然に減るはずです。
さらに、ゴミ袋の購入が進むことで、自治体の収入も増えることが期待できます。
ここで回収できた費用は、地域にあるゴミ処理施設の改善や環境保全活動に充てることができるのではないでしょうか。
環境意識の向上
有料化は家庭や個人にゴミの量を減らす責任感を促し、地球や環境に優しいライフスタイルの推進を後押しすることになるのではないでしょうか。
無駄な購入を控え、まだ利用できるリユースアイテムを大切にするきっかけになるかもしれませんね。
リサイクル率の向上
無料のゴミ袋だと、リサイクルへの関心が薄れてしまうことがありますよね。
しかし、料金が発生することで分別への意識が向上する可能性があると思います。
『プラスチック』『紙』『金属』などのリサイクルの出来る資源がより適切に分別されることで、リサイクル率の向上が期待されますよ。
東京23区ゴミ袋有料化のメリット・デメリットは?
東京23区ゴミ袋有料化の「メリット」「デメリット」について見ていきましょう。
メリット①ゴミの削減
前にも触れましたが、まずは『ゴミの減少』という点が一番の利点と言えるのではないでしょうか。
ゴミ袋は有料化されたら、簡単にゴミ出しが出来なくなりますよね。
できるだけ多くのゴミを詰め込もうとして、袋がいっぱいになるまでゴミを出さない人もいるかもしれませんね。
そうなると単純に1週間のうちのゴミ出しの量が減って、ゴミ排出量の削減に繋がっていくのではないかと考えられますよね。
メリット②リサイクル率の向上
前述の通り、ゴミ袋の有料化によってこれまで簡単に捨てていたものもより大切に扱うようになるのではないでしょうか。
これによって生活の中のリサイクル率が上がって、自然と資源の無駄遣いを減らす助けとなると考えられますよ。
また私たちも簡単にはモノを捨てることもなくなり、家の中でもリサイクルすることでしょう。
メリット③ゴミ処理費用の軽減
ゴミの総量が減ることで、自治体にかかっていたゴミ処理の費用が削減されますよね。
そしてゴミ袋を販売することで新たな収入減が生まれて、自治体の方も自然と潤っていくのではないでしょうか。
メリット④環境意識の向上
ゴミ袋の有料化は日々環境問題を考えるきっかけとして、私たちの暮らしに一石を投じてくれるのではないでしょうか。
日々環境問題に対して意識するきっかけとなり、ゴミに対してもっと考えるようになりますよね。
こういった意識の変化によって今まで以上にゴミを減らす努力をしていくようになれば、自然と環境保護への関心が高まることでしょう。
デメリット①経済的負担の増加
ゴミ袋の購入が必須となるため、単純に家庭ごとの経済的負担が増加しますよね。
これに対する補助制度がない場合、私たちの暮らしへの影響が問題となることが考えられますよ。
デメリット②不法投棄の増加
一部の人々が費用を避けるために、捨ててはいけないところにゴミを不法に捨てるリスクが高まります。
不法投棄は地域の美観を損ない、環境汚染の原因にもなって住環境へも影響を与えかねません。
デメリット③コスト負担の公平性
有料となったゴミ袋の価格や有料化のシステムに不公平さが感じられた場合、一部から反発を招く可能性考えられますよね。
特に『地域差』や『家庭ごとのゴミ排出量の違い』が不満の要因になることが考えられます。
こういった格差を生まないために、かなり慎重になって導入を進めてほしいですね。
デメリット④ごみ収集のルール複雑化
ゴミ袋有料化に伴い、ルールや手続きが複雑化が心配です。
袋の『種類』『大きさ』『使い方』が地域ごとに異なってくる場合があるとしたら、それは確実に混乱・トラブルの元となるでしょう。
出来る限りすべての場所で同じような制度を導入していただいて、格差が生まれないようにだけして欲しいですよね。
デメリット⑤店舗や企業への影響
今回のゴミ袋の有料化は、家庭だけでなく事業者にも影響を及ぼすことが予想されます。
一般家庭よりも大量のゴミを出す飲食店や小売業では、単純にコスト面で負担が増えるだけではありません。
私たち消費者に対する『ゴミ削減の取り組み』をどうやってアピールしていくのかという課題も出てきます。
またコスト面だけではなく、コンビニのゴミ箱には家庭ゴミが捨てられてしまう事態なんかも考えられますよね。
もしかしたら町の中からゴミ箱が消えてしまうかもしれませんね。
東京23区ゴミ袋有料化まとめ
- ゴミ袋有料化の導入時期は未確定
- ゴミの削減という利点がある一方で、家庭への負担や街中での不法投棄の懸念もある
以上のことをまとめとしてお伝えします。
東京23区のゴミ袋が有料化されていないことに驚かれた方も多いかと思います。
ただ、まずは導入するあたっていくつかの課題をクリアすることが求められます。
さらにそこに住む家庭や、業者の協力を得られることは一番大切ですね。